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1g=12万円!?ダウゴールドレシオで金価格の展望を考えてみました。

今回はドル、株価、金価格の今後をダウゴールドレシオという指標チャートを使って考えていきます。

 

 

 

3月23日、アメリFRBで無制限の量的緩和がスタート。

 

 

 

そこから約3ヶ月、国債発行などで米財務省に総額2兆9,990ドル(約320兆円)が流れ込み、FRBのバランスシートは4.2兆ドルから7兆ドルへと膨れ上がりました。

 

 

 

ドルの供給が上がったことで株価も上がり6月には一時、ダウ平均株価が27000ドルまで回復を見せるなど企業の壊滅は免れました。

 

 

 

ただ、あくまで株価の回復は実体経済の回復ではなく、ドルをたくさん刷ったことによる下支えです。

 

 

 

結果、アメリカは国債を自ら刷って買ったことでゼロ金利になりました。

 

 

 

金利が付かないのなら高配当株で運用した方がましです。

 

 

 

そして実体経済の方はと言いますと、4月雇用統計では失業者数マイナス2050万人、失業率14.7%とリーマンショックを超える結果。

 

 

 

5月雇用統計では予想失業者数マイナス750万人に対し、結果はプラス250万人とサプライズがありました。

 

 

 

しかし、失業率は13.3%と依然高いままです。

 

 

 

 

この結果を受け、6月FOMCで2022年末まではゼロ金利を続けるとパウエル議長の発言もあり、市場は景気のV字回復を期待しています。

 

 

 

景気に関して専門家は4~6月のGDPマイナス40%を受けて今後はL字、良くてW字で推移していくと捉えています。

 

 

 

この状況を踏まえてこれから金価格はどうなっていくか考えます。

 

 

 

少し前の話をします。

 

 

 

2012年、FRBはテーパリングと利上げを言及。

 

 

 

 

これはリーマンショックからの景気回復が見えてきた為です。

 

 

 

金利が上がると金利のつかない金の価格は下落します。

 

 

 

実際に2015年利上げを開始し、金価格は下がります。

 

 

 

しかし1050ドルで底をうち、再び上昇。

 

 

 

 

このとき金は噂で売られ、事実で買われたというわけです。

 

 

 

 

そして現在2020年、コロナ対策でドル供給が加速。

 

 

 

 

アメリカ大手銀行バンク オブ アメリカは2021年に金価格3000ドルを目標に掲げました。

 

 

 

 

これからの長期展望を、ダウゴールドレシオを使って見てみます。

 

※ダウゴールドレシオとはダウ平均株価を金価格で割ったものです。

株式が金より強ければ上昇し、弱ければ下降します。

 

 

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1913年のFRB創立以来、ドルの膨張(バブル)と破裂を繰り返してきました。

 

 

 

 

株価が上がっているように見えますが、ドルの価値が低下しているので、ドル価値の裏付けである金で見ると、2000年のITバブル崩壊からダウゴールドレシオが下降トレンドと分かります。

 

 

 

 

チャートのテクニカル分析ではダウ平均株価25000ドルに対し金価格30000ドルとなり、1gあたり12万円という夢のようなことも現実味を帯びてきました。

 

 

 

 

金の国内価格最高値を更新しましたが、まだまだ金価格は上がるでしょう。

 

 

 

 

ぜひ今すぐ金を買いましょう。

 

 

 

 

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