【金投資おすすめ】金投資は初心者にもおすすめ!金投資は株式投資よりも簡単です。
今回は金投資は簡単、投資初心者にもオススメという内容をお伝えします。
この記事をご覧いただければ金投資の特徴と初心者から玄人までオススメな理由が分かりますので、ぜひ最後までご覧ください。
金価格は値崩れリスクが少ない
それでは金投資についての説明を始めます。
金投資が投資初心者にもおすすめな理由はこの2点です。
1、 金投資は負けにくい
2、 経済危機に強い 順番に解説します。
金は株や債権とは違い、実物資産として価値を持っていることが特徴です。
株や債権などのいわゆるペーパー資産と呼ばれるものは、価値が会社や国などの発行元に依存するので、そのもの自体には価値がありません。
そのため会社が倒産してしまったり国が債務不履行になれば、まさに紙屑のように価値が無くなります。
ペーパー資産には少なからずこのリスクがあることを頭に入れておきましょう。
一方、金は実物資産として世界共通の価値があり、世界中どこへ行っても資産として通用することから安全資産として長い歴史があります。
そのため金価格は値崩れが起きにくく、安定した運用が可能です。
こちらは金価格の1978年からのロングチャートで、グレーの線がドル建て価格、黄色の線が円建て価格を表しています。
金価格は短期間で急激に価格が上昇することは稀ですが、長期的に見れば右肩上がりで価格が推移しており手堅い値動きです。
株式投資のように一獲千金の可能性は低いですが、その分リスクが低く負けにくい投資を行うことができます。
以上が1つめの理由です。
続いて2つめの理由、経済危機に強いについてです。
こちらは金価格のロングチャートに世界で起きた出来事を重ねたものです。
チャートの中で金価格が上昇している箇所が1980年付近、2010年付近、そして2020年と3つあります。
この時に世界で何が起きていたかというと、1979年2月に第2次オイルショック、2008年9月にリーマンショック、そして2020年は現在も続いているパンデミックによる経済危機です。
このように金価格は経済危機が起こるたびに価格が上昇していますが、これには理由があります。
それは、経済が不安になると安全資産である金の需要が増えるからです。
金は世界で共通の価値があるので、経済が不安定になり国の力が揺らぐと通貨を金に変えたいという心理が働きます。
通貨も国が発行しているペーパー資産ですので経済が低下してしまうと、その国の通貨の価値も下落してしまうというわけです。
経済が低下してしまうと政策による金利引き下げ、財政赤字の拡大が起こり、さらに通貨の価値が下がります。
上が金利と金価格、下が財政赤字と金価格の関係を表したチャートです。
実質金利の低下と財政赤字の拡大で金価格が上昇していることが見て取れます。
このように金は経済危機に強く、株式で運用するよりもリスクが少ないので投資初心者にも適している投資対象と言えるのではないでしょうか。
投資のコツは長期分散
もちろん私は株式投資を否定しているわけではありません。
株も企業の成長に合わせて価値が上がりますし、配当という素晴らしい制度もあります。
逆に金は、悪く言えばただの光る石と言われるように、成長もしなければ配当もありません。
あくまで守りの資産です。 それではどうすればいいのか、それは成功している投資家が口を揃える長期保有と分散ではないでしょうか。 株だけではリスクが高いですし、金だけでは資産がなかなか増えません。
初心者のうちは金の割合を多くして、投資に慣れてきたら少しづつ株の割合を増やすなど、資産運用の目的に合わせてバランスよく分散投資を行なってみてください。