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iDeCoはどういう仕組みなの?iDeCoの概要を3分で簡単に解説。

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今回はiDeCo(個人型確定拠出年金)について簡単な内容で解説します。

この動画をご覧いただければiDeCoの概要について知ることことができますので、「iDeCoの名前はよく聞くけどよくわからない。」「iDeCoはどういう仕組みなの?」など 疑問がある方はぜひ参考にしてください。

iDeCo はオリジナルの年金を作るための制度

iDeCoの概要について簡単に説明します。

iDeCo公的年金とは別に自分でオリジナルの年金を作る制度です。

個人型確定拠出年金を英単語に直し、その頭文字を取ってiDeCoと呼ばれています。

iDeCoの仕組みは3つのポイントを押さえてください。

1つ目が自分で掛け金を払い込む、2つ目が自分で掛け金を運用する、3つ目がiDeCoの年金受取額は運用成績で左右される、この3つです。

内容をまとめると自分で掛け金の金額を決め運用し、運用がうまくいくほど老後に受け取れる金額が増えるという仕組みです。

公的年金だけでは少し足りないかもしれない

iDeCoの仕組みを聞くと、投資や運用はリスクが高いのになぜiDeCoが必要なの?と疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

このことに関しては日本の年金制度を理解する必要があります。

日本の年金制度は3階建と言われる3つの年金で構成されており、1階部分は国民全員が加入している国民年金、2階部分は会社員や公務員が加入している厚生年金です。

そして3階部分が1、2階の公的年金にプラスして加入する年金制度があたります。

iDeCoはこの3階部分に該当する制度です。

なぜ3階部分の年金が必要かというと、公的年金だけでは老後資金として少し不安だからです。

年金の平均受給額は1ヶ月で1階部分の国民年金で5万6,000円、2階部分の厚生年金を加えても14万6,000円と公的年金だけでは老後の生活は厳しいのではないでしょうか。

そのため政府は3階部分の年金制度を使いやすくするためにiDeCoの法改正を行い、国民に自分の老後は自分で備えてくださいといった発信を始めました。

これが2017年のことで、老後2,000万円問題が取り上げられたのもこの辺りです。

自分の老後には自分で備える

日本の人口減少や少子高齢化などの問題を考えると自分の老後資金はiDeCoなどを活用して、自ら用意しなければいけない時代ということが言えます。

運用のリスクを怖がる方もいらっしゃいますが、この時代では何もしないことがリスクであり怖いことです。

iDeCoは正しく活用すれば老後資金の準備方法としてとても有効な手段です。

iDeCoのメリット、デメリットに関してはまた次回詳しくご説明します。

鈴木資産設計では老後資金準備のためのご提案も行なっております。

ご相談などがありましたらお気軽にお問い合わせください。