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2022年の銀相場展望を3分で簡単に解説。銀価格は脱炭素需要と金価格と共に上昇する。

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今回は楽天証券経済研究所コモディティアナリスト、吉田哲さんのコラム「2022年のコモディティマーケット、金or銀」をもとに2022年の銀相場を考察します。

昨年、年平均ベースの騰落率が+22.1%と上昇が見られた銀価格ですが2022年も同じような価格上昇が期待されています。

これから銀投資を検討されている方はぜひ参考にしてください。

銀価格は太陽光パネル需要と金価格と共に上昇する

今回、銀価格の上昇要因として2つ挙げさせていただきます。

世界的な脱炭素の動きからの太陽光パネルの需要、そして金と同じく資産の逃避先としての需要です。

銀は太陽光パネルの素材になるので、脱炭素の動きが加速すると急激に需要が増えます。

過去にも太陽光ブームが起きた2009年から2011年にかけて、1oztあたり10ドルから50ドル付近まで急騰したこともありました。

また銀には金と同じく資産運用の保険としての役割もあり、資産の逃避先として人気です。

脱炭素の動きは原油国との摩擦を起こしますので、最近の経済状況の不安に加えてさらに様々なリスクを発生させる可能性もあります。 脱炭素需要と経済不安という2022年に世界が直面する問題の対策として銀投資はとても有効な手段ではないでしょうか。

2022年は社会的構造変化の3年目

2022年は世界中で社会的構造変化の3年目と位置づけです。

2年前の2020年はアメリカ大統領選とパンデミックによる経済混乱という、世界に影響を与えた2つの出来事が起こりました。

バイデン大統領が就任と同時にパリ協定に復帰し、温室効果ガス削減目標を2030年までに50%削減、2050年には自然エネルギー100%を目指す流れです。

またパンデミックによる経済の落ちこ込みからの回復も、世界共通のテーマと言えます。

2022年は2020年からスタートした、世界規模で行われる長期プロジェクトの序盤であり急激な変化が起こるというよりは昨年の流れを引き継いだ展開になるでしょう。

そのため昨年同様に銀価格が高騰する可能性は極めて高いです。

銀価格は2030〜2050年まで長期的に上がる見通し

銀価格は短期的に見れば2011年に付けた、1oztあたり48.7ドルの過去最高値を目指す動きが予想されています。

しかし世界中で取り組まれている脱炭素の流れや、経済不安からの資金流入を考えると長期的に見れば過去最高値の更新も何ら不思議ではないです。

これからの世界の動向に合わせて銀投資を検討してみてはいかがでしょうか。

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