『アメリカの失業率が戻るまで金価格は上がり続ける?』
コロナ禍の影響でアメリカの4月失業率が世界恐慌以来、最悪の14.7%を超えました。
アメリカの労働省が発表した雇用統計によると、失業者数はなんと2050万人。
リーマンショックの10.0%、失業者数80万人と比べても今回の騒動は桁が違うと言えます。
この騒動を乗り切るためにFRBはリーマンショック同様に低金利政策を行い、米ドルを大量に刷って国民に配りはじめました。
リーマンショック時は失業率10%から3%付近(失業率3%が完全雇用と言われ、雇用が充実している状態。3%近くになると景気調整の為、利上げ政策になる。)になるまで7年の月日を要しました。
その間に米ドルを刷り続けた訳ですが、もちろんドルの供給量が増えればドルも価値が下がり、金価格が上がります。
実際にリーマンショック後、ドルの供給量につられて金価格が上昇しています。
金価格はリーマンショック時に2年で2.5倍上昇していますが、今回のコロナショックは金価格を6倍まで押し上げると言われています。
失業率の高さとそれを補うための低金利政策がその裏付けです。
失業率が3%まで戻るのに7~10年はかかるとみられ、その間金価格は上昇し続けるでしょう。
また、金の埋蔵量から残りの可採年数も10年~15年程とされ、金価格6倍は現実味を帯びています。
現在(2020年6月)1㎏650万円を保有していれば3000万円の利益も冗談には聞こえません。
まさに100年に1度のチャンスなのです。
金価格1g=7000円までにぜひ金を買っていただきたいです。
今後、金価格の値上がりやそもそもの流通量の関係で金が買えなくなります。
世界中が金を欲しがっているのです。
株など攻めの投資はもちろん大切ですが、向こう10年は金の保有が投資成功の鍵です。